成年後見制度

成年後見制度について

判断能力が十分ではない方の権利を、法律的に支援・保護するための制度です。後見人を決めることでお客様の介護や財産の管理等を信頼できる人に任せられます。財産等を勝手に利用されないための手段でもあります。

任意後見制度

病気やご高齢などで判断能力が衰えてきた際に、身の回りのお世話や財産管理を誰に頼めばよいのかと不安になることがあります。「任意後見契約」を判断能力のあるうちに締結することで、医療サービスなどの処理や金銭の管理をお客様の代わりに「任意後見人」が行う、法律によって定められた制度のことです。

法定後見制度

法定後見制度とは、判断能力の不十分な方を、あらかじめ法律的に保護することを目的に定められた制度です。任意後見制度と異なり認知症高齢者、知的障害者、精神障害者といった方が対象となります。法律によって支援者を定めることから、「法定代理人」という位置づけとなります。この法定後見制度利用の要件である「判断能力の有無、判断能力の程度」については家庭裁判所が判断するとされています。制度の変更により、配偶者意外にも適任者を複数選任できるようになっています。知的障害・精神障害のお子様をお持ちの高齢者にとって安心できる制度となります。ご不明な点がありましたら「和ごころ」のスタッフまでお問い合わせ下さい。